新たな船出を祝う、画期的な作品
1980年代に創業して以来、美しく、かつ個性的なペンの製作で絶大な人気を誇った、イタリアのペンブランド、デルタ。2010年代に惜しまれつつその歴史を追えることになりましたが、2022年、再び「デルタ」の名前に息が吹き込まれました。
再スタートを祝う記念すべき作品は、稀少なセルロイドを用いた、ユニークなデザインと画期的なアイディアあふれるものとなりました。
そのアイディアとは「ライトバランス(Write Balance)」と呼ぶ、ペンの前後バランスをパーソナライズさせる機構です。
このライトバランスは、万年筆の尻栓の内側に約2グラムの重りを内蔵させ、これの着脱を可能にすることで、ペンの重心を書き手の個性に合わせてアジャストさせることができます。
重りを外した場合、重心は前方へと移り、ペンの動きが手をガイドするかのような感覚となります。
一方重りを入れた場合、より手の主導でペンを動かすことになり、書き手の個性がペンに伝わります。
わずか2グラムの違いですが、特に長時間の筆記などでは快適性に大きな違いをもたらすでしょう。
キャップの上端はバーメイルのリングが古代ポンペイに有名な模様の彫刻で飾られ輝きます。これは、かつてデルタが製造した著名な万年筆に見られるデザインです。
また「39+1」には、デルタのロゴが刻印された18金のペン先が装備されます。
デルタ アニバーサリー 1982-2022 ”39+1” は399本限定生産品です。
(この商品ページの文章はIl Duomoが作成しました)